お天気頭痛を克服しよう

梅雨に入り、天気が落ち着かない毎日です。

天気の不安定さと関連して増えるのが頭痛。

気温の変化、気圧の変化ともに頭痛を引き起こす起点になります。

私も以前は、天候が悪い時の頭痛にもずいぶん悩まされていました。


一昔前までは、天候と体調の関連は科学的には確立されておらず、お天気頭痛も、「精神的な問題」「気のせい」と片付けられていたことも。

今は複数の研究で、確かに気圧の変化や気温の変化(そして湿度の変化)が頭痛や体の痛みに影響を与えていることが証明されています。


そのメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、気圧変化を感知するのは内耳であることは確かなようです。内耳は、液体や膜の動きより外界の圧・重力を感知します。そして、首から耳にかけての部分は、脳の出入り口でもあるため、沢山の神経が張り巡らされています。すなわちとても敏感な部分。


人間は常に15トンの力の気圧で外から押されており、それを同じ力で押し返している状態にいます。外からの圧=気圧が少しでも変わると、この部分に簡単に浮腫や形状の変化が起こるのではないかと考えられています。これが交感神経や内耳神経などを刺激すると、自律神経失調やめまい、耳鳴りなどが引き起こされます。


じゃあどうすれば治るか?

私は、

・神経の過敏性をなくすこと

・浮腫みにくい状態を作ること

・交感神経の異常な興奮を防ぐこと

の3つがポイントではないかと考えて、日々の診療にあたっています。


神経の過敏性は鉄やマグネシウムなどのミネラル不足により引き起こされます。

浮腫は血行不良があると起こります。

交感神経の興奮は糖質を沢山摂ることによる血糖乱高下、ストレスなどで引き起こされます。


ミネラルが不足していないか?血流を低下させるような冷えや薬剤使用はないか?糖質の多い食生活をしていないか?ストレスはないか?


チェックポイントが見えてくると、対処も見えてくるのではないでしょうか。

この3点に気をつけているだけで頭痛が軽快する方が沢山おられます。

実際私も、栄養療法に出会ってミネラルを補い、食生活を変えてからはすっかりこの頭痛を克服できています。頭痛のない毎日、パフォーマンスが大きく変わるのを実感していますよ😊

是非ためしてみてください。






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